演題抄録

一般演題 (示説)

開催概要
開催回
第54回・2016年・横浜
 

当科における切除不能進行・再発胃癌に対するRamucirumabの使用経験

演題番号 : P8-3

[筆頭演者]
平川 俊基:1 
[共同演者]
中澤 一憲:1、登 千穂子:1、栗原 重明:1、山越 義仁:1、王 恩:1、長嶋 大輔:1、青松 直撥:1、岩内 武彦:1、森本 純也:1、鄭 聖華:1、内間 恭武:1、竹内 一浩:1

1:社会医療法人生長会府中病院

 

<はじめに>VEGFR-2に対する抗体製剤であるラムシルマブ(RAM)は切除不能進行・再発胃癌に対して2015年3月に承認、6月から使用可能となった。RAMを使用したREGARD試験、RAINBOW試験でラムシルマブの有意なOS延長効果が示され、Pacritaxel(PTX)+RAM療法は胃癌ガイドラインで二次化学療法の推奨度1、RAM単独療法も推奨度2のレジメンとなった。当科でのRAMの使用経験を通してその有用性、安全性を評価した。<対象と方法>2015年6月から2016年4月までの間にRAMを用いて化学療法を行った切除不能進行胃癌の9例を対象とし、有効性、有害事象、安全性についてレトロスペクティブに検討した。<結果>年齢中央値は68歳(41-81歳)、男性6例、女性3例、ECOG PS(0/1/2):8/1/0例、術後化学療法後が3例であった。組織型は全て未分化癌であり、HER2は全て陰性であった。全ての症例をpaclitaxel(PTX)併用で開始した。観察中央期間は70日で、奏功率はSD:4例、PD: 3例、効果判定前:2例であった。Grade3以上の有害事象は白血球減少を2例、好中球減少は5例であった。1例に発熱性好中球減少症を認めたが軽快した。Infusion reactionやアレルギー反応、消化管穿孔を認めなかった。2症例は副作用のためRAM単剤投与に変更となった。
<結論>RAM+PTXでは好中球減少に注意が必要であるが、減量やレジメン変更によって安全に施行することが可能であると考えられる。尚、発表当日は追加データを加える予定である。

キーワード

臓器別:胃・十二指腸

手法別:化学療法

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