演題抄録

一般演題 (示説)

開催概要
開催回
第54回・2016年・横浜
 

当院における密封小線源療法初期経験

演題番号 : P56-7

[筆頭演者]
宮里 実:1 
[共同演者]
有賀 拓郎:2、前本 均:2、芦刈 明日香:1、宮城 亮太:1、仲西 昌太郎:1、呉屋 真人:1、村山 貞之:2、斎藤 誠一:1

1:琉球大学・大学院医学研究科・医科学専攻泌尿器科学分野、2:琉球大学・大学院医学研究科・放射線科

 

【目的】琉球大学における小線源療法の治療成績を後ろ向きに検討した。【方法】2009年から2016年まで当院で小線源療法を受けた134例(平均年齢66.9歳(47-79))、低リスク46、中リスク72、高リスク16例を検討した。【結果】前立腺重量中央値28.4 cc(9.3-43)、IPSS中央値9であった。中リスク31、高リスク16例に外部照射併用を行った。前立腺線量V100中央値93.8%(49.4-100)、V150中央値51.2%(18.5-89.4)、D90中央値小線源単独173.9 Gy(109.9-225)、外部照射併用116.8 Gy(93.1-163.5)、直腸線量RV100中央値小線源単独0.27 cc(0-1.54)、外照射併用0.13 cc(0-1.16)、尿道線量D90中央値小線源単独89.9 Gy(15-176.2)、外照射併用64.4 Gy(7-114.1)であった。脱落線源3例、移動線源を5例(骨盤1、腹部1、肺3)に認めた。有害事象の内訳は尿閉2、血尿2、排尿時痛13、直腸炎2、直腸出血2例で、G3以上は1例のみであった。5年PSA非再発率は、低リスク群で92.7%、中リスク群95.5%、高リスク群は経過観察中再発なしである。他因子による死亡が2例であった。【考察】当院の小線源療法は重篤な有害事象は少なく予後は比較的良好であった。より安定した長期成績が今後の課題である。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:放射線治療

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