演題抄録

一般演題 (示説)

開催概要
開催回
第54回・2016年・横浜
 

外来化学療法室看護師に対する勉強会の実施報告とその評価

演題番号 : P22-5

[筆頭演者]
八重樫 千香:1 
[共同演者]
奥村 紀美恵:1、鶴間 哲弘:2、清水 敦也:3

1:北海道旅客鉄道株式会社JR札幌病院・外科、2:北海道旅客鉄道株式会社JR札幌病院・外科、3:北海道旅客鉄道株式会社JR札幌病院・薬剤科

 

【背景】平成27年11月と平成28年1月に、外来化学療法室に勤務異動となった看護師2名からの要望により、がん化学療法看護認定看護師が抗がん剤治療に関する勉強会を継続的に行った。これまでに実施した勉強会の内容と、その効果についてアンケート調査を実施したため報告をする。【勉強会方法】1.受講者:外来化学療法室へ勤務異動となった看護師2名 2.回数:26回(平成27年11月~平成28年3月現在) 3.時間:午前9時~10時の間の15分程度 4.内容:(1)薬剤編(2)がん化学療法の基礎~安全な投与対策について~(3)副作用編 5.分析方法:受講者2名に対するアンケート調査結果の単純集計と自由記載内容の検討【結果】アンケート結果は、各シリーズで構成されている『薬剤編』、『がん化学療法の基礎~安全な投与対策について~』、『副作用編』の勉強会全てにおいて、受講者2名が共に「大変参考になった。」と回答している。『薬剤編』の自由記載では、「実際に実務で施行する薬剤のため、内容が飲み込みやすく、具体的に考えながら聞くことができた。」、「疑問点が浮かび、知識として吸収しやすかった。」などの回答が得られた。『がん化学療法の基礎~安全な投与対策について~』の自由記載では、「元々知っている知識の再確認ができた。」、「抗がん剤の取り扱い時には、安全対策の視点で業務に当たりたい。」などの回答が得られた。副作用編の自由記載では、「患者指導が根拠を基に、具体的かつ丁寧に実施できるようになり、患者からの信頼を得やすくなった。」、「制吐療法のリスク分類を知ることができ、参考になった。」などの回答が得られた。【考察・結論】アンケート結果から、勉強会で得た知識を即実践に活用できたことが、高評価に繋がったと考える。『薬剤編』では、実際に使用している薬剤を中心に勉強会を実施したことにより、理解しやすく、疑問に感じることを明確にできたと考えられる。次に『がん化学療法の基礎知識~安全な投与対策について~』の勉強会は、既存の知識を再確認することができ、抗がん剤投与時の注意事項を理解できたと推測できる。そして、『副作用編』の勉強会では、根拠に基づいた患者指導に繋げることができ、これにより、患者との信頼関係を深めることができたと言える。今後の課題として、根拠に基づいた即実践可能な勉強会を継続し、看護ケアの質向上を目指していくことである。

キーワード

臓器別:その他

手法別:チーム医療

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