演題抄録

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開催概要
開催回
第53回・2015年・京都
 

高齢者LD-SCLCに対するCBDCA/CPT11療法+逐次胸部放射線治療のPhase I/II試験:TORG0604

演題番号 : WS67-3

[筆頭演者]
三浦 陽介:1 
[共同演者]
三角 祐生:2、湊 浩一:1、岡本 浩明:2、細見 幸生:3、加藤 晃史:4、益田 典幸:5、横山 琢磨:6、猶木 克彦:7、岸 一馬:8、西川 正憲:9、関 順彦:10、後藤 功:11、尾下 文浩:12、渡辺 古志郎:2

1:群馬県立がんセンター、2:横浜市立市民病院、3:がん・感染症センター都立駒込病院、4:地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立循環器呼吸器病センター、5:北里大学病院、6:杏林大学医学部付属病院、7:慶應義塾大学病院、8:国家公務員共済組合連合会虎の門病院、9:藤沢市民病院、10:帝京大学医学部附属病院、11:大阪医科大学附属病院、12:地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター

 

【背景】高齢者LD-SCLCに対する至適レジメンや放射線療法のタイミングについて、これまで十分な検討が行われておらず標準治療はまだ確立されていない。【目的】CBDCA+CPT-11併用療法+逐次胸部放射線治療の至適投与量を決定し、有効性と安全性を評価する。【方法】70歳以上、PS:0-2、未治療LD-SCLCを対象にCBDCA(day1)+CPT11(day1,8)を3週毎に4サイクル施行後、54Gy/27frの逐次胸部放射線治療を行う。第1相(PI)ではCPT11:50mg/m2に固定し、CBDCAはlevel 1:AUC 4、level 2:AUC 5とした。primary endpointはPIでは推奨投与量の決定、第2相(PII)では奏効率とした。【結果】登録数は41例(PI:6例、PII:35例)、年齢中央値は75歳、PS 0-1/2=40例/1例であった。PIにおいてlevel 1で1例のDLT(G3:高血圧)、level 2で2例のDLT(G4:血小板減少)を認め、level 1をPIIでの至適用量とした。PIIでの投与中央値は4サイクル、放射線量中央値は54Gyであった。G4の好中球減少を12%、G4の血小板減少を10%、G3の発熱性好中球減少症と肺臓炎を4.8%ずつ認めたが、G3以上の下痢、食道炎、治療関連死は認めなかった。奏効率は90%、PFS中央値は11.2ヶ月、OS中央値は27.1ヶ月であった。【結論】高齢者LD-SCLCに対し高い有効性と忍容性を認めた。

キーワード

臓器別:肺・縦隔・胸膜

手法別:化学療法

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