演題抄録

一般演題 (示説)

開催概要
開催回
第53回・2015年・京都
 

熊本大学医学部附属病院におけるロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術の初期経験

演題番号 : P95-2

[筆頭演者]
杉山 豊:1 
[共同演者]
河野 吉昭:1、原 千瑛:1、岡 保伸:1、鮫島 智洋:3、榊田 裕士:1、山口 隆大:1、田上 憲一郎:1、髙橋 渡:2、江藤 正俊:1

1:熊本大学医学部附属病院泌尿器科、2:平山泌尿器科医院、3:国立病院機構熊本医療センター泌尿器科

 

(目的)当院では2014年6月よりロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術(RALPN)を開始した。その初期経験についての報告と腹腔鏡下腎部分切除術(LPN)との比較検討を行う。
(方法)RALPNは当院倫理委員会にて承認を得た後、2014年6月から2014年12月までに5例施行した。LPNは2009年9月から2014年12月までに施行した84例を対象とした。術後腎機能の評価は、術前と術後3カ月目に腎シンチを施行し、腎機能低下率(%)として計算した。
(結果)年齢(中央値)は61歳、BMI(中央値)は27.0、腫瘍側は左3例、右2例、最大腫瘍径(中央値)は25mm、R.E.N.A.L. Nephrometry Scoreは6点であった。全例尿管ステントを留置し、アプローチ法は経腹膜2例、後腹膜3例であった。手術時間(中央値)は260分、気腹時間(中央値)は230分、コンソール時間(中央値)は145分、阻血時間(中央値)は21分、出血量(中央値)は50mlであった。周術期の合併症は特に認めなかった。病理組織診の結果は、淡明細胞型腎細胞癌4例、嫌色素性腎細胞癌1例で、全て切除断端陰性であった。術後3カ月目の腎機能低下率(中央値)は、20.8%であった。
(結語)5症例の初期経験ではあるがRALPNは安全に施行できることが確認できた。

キーワード

臓器別:腎・尿路・膀胱

手法別:内視鏡手術

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