演題抄録

一般演題 (示説)

開催概要
開催回
第53回・2015年・京都
 

切除不能胃がんに対しのCapecitabine+Oxaliplatin併用療法は安全に施行可能である

演題番号 : P68-3

[筆頭演者]
杉本 直俊:1 
[共同演者]
吉波 哲大:1、山本 幸子:1、屋木 敏也:1、今村 文生:1

1:地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立成人病センター臨床腫瘍科

 

オキサリプラチンは、G-SOX試験およびREAL-2試験をもとに2014年10月の公知申請ののち、2015年3月に「治癒切除不能な進行・再発の胃癌」の効能・および用法・用量が承認された。シスプラチンと異なり、オキサリプラチンはhydrationが不要のため外来通院治療が容易であること、心機能や腎機能に難がある症例においても投与が可能であるメリットの反面、血管痛や感覚性末梢神経障害のマネジメントが重要となる。本邦においては前述のG-SOX試験が行われた経緯もあり、S-1+Oxaliplatin (SOX (100))療法の安全性は確立しているものの、Capecitabine+Oxaliplatin(CapOx)療法についてはまた十分なデータがない。
[目的・方法]
当センターにて2014年10月から2015年4月までに、実地臨床下で一次化学療法として
CapOx療法を施行したHER2陰性進行胃がん患者5例について、その安全性を検討した。
[結果]
患者背景は、PS0/1=3/2、年齢中央値は69歳(41~75)、性別は男/女 5/0 、組織型は分化型/未分化型2/3。2015年4月現在で全例3サイクル以上継続しており、Grade3以上の重篤な毒性は好中球減少を1例に認めたが、他は軽微で早期毒性中止は認めなかった。血管痛および感覚性末梢神経障害は3例に認めたが、いずれもGrade1と軽微であった。 [結論]治癒切除不能なHER2陰性胃癌において、CapOx療法は、一次化学療法として安全に施行可能である。有効性の評価については、本会にて解析結果を報告予定である。

キーワード

臓器別:胃・十二指腸

手法別:化学療法

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