演題抄録

一般演題 (示説)

開催概要
開催回
第53回・2015年・京都
 

当院におけるロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術(RARP)の治療成績

演題番号 : P42-2

[筆頭演者]
倉橋 俊史:1 
[共同演者]
渡邉 弘充:1、安藤 慎:1

1:社会福祉法人聖隷福祉事業団総合病院聖隷三方原病院泌尿器科

 

【目的】当院では2012年4月よりロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術(RARP)を導入し,2015年3月31日までに179例に対し施行した.当院での治療成績を報告する.【対象】179例の年齢,PSA,BMIおよび前立腺体積の中央値は,それぞれ67歳,8.0ng/mL,24.0kg/m2および25mlであった.D'Amicoのリスク分類では,低リスク群,中リスク群および高リスク群が,それぞれ31例,92例および56例であった.【結果】手術時間,コンソール時間および出血量の中央値は,それぞれ264分,204分および100mlであり,78例に神経温存を行った(両側18例,片側60例).病理結果はT2a,T2b,T2c,T3aおよびT3bが,それぞれ50例,7例,76例,30例および16例であり,切除断端陽性を60例(33.5%),生化学的再発を15例(8.4%)に認めた. Clavien分類grade3以上の合併症として,鼡径ヘルニア17例,ポートサイトヘルニア2例を経験した.尿禁制の回復は,1ヶ月,3ヶ月,6ヶ月および12ヶ月で,36.8%,70.7%,85.5%および89.1%であった.1年以上経過観察可能であった神経温存症例40例の内,24例(60%)に性機能の回復を認めた.【結語】当院で施行した179症例のRARPにつき治療成績を報告する.

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:内視鏡手術

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