演題抄録

一般演題 (示説)

開催概要
開催回
第53回・2015年・京都
 

当院における転移再発大腸癌に対するレゴラフェニブの使用経験

演題番号 : P122-3

[筆頭演者]
小池 雅彦:1 
[共同演者]
武田 圭佐:1、今 裕史:1

1:KKR札幌医療センター外科

 

大腸癌治療にレゴラフェニブが使用可能となって1年半ほど経過しており、当院での使用状況、副作用、有効性について検討した。
症例は10例。年齢は54歳から84歳までで、平均は68.7歳であった。男女比は7:3で男性が多かった。
レゴラフェニブ投与前のレジメン数は、平均4レジメンであった。
投与コース数は平均2.5コースで、10コースが最長であった。
K-rasは9例で測定しており、野生型が5例、変異型が4例であった。84歳の症例のみ高齢で抗癌剤治療を希望していなかったため、K-rasを測定していなかった。
有効性はSD1例、PD中止が4例、副作用・全身状態の悪化による中止が5例であった。
副作用は手足症候群、下痢、全身倦怠感が多く、肝機能障害、嗄声も見られた、また、重篤な副作用は横紋筋融解症が1例見られたが、保存的に改善している。
長期間SDが得られた症例は78歳男性で、上行結腸癌術後、肺肝骨転移があり、5レジメンの後、レゴラフェニブ投与しているが、重篤な副作用なく、10コース投与し、PDとなり、BSCに移行している。
今回の検討では、レゴラフェニブ投与前に平均4レジメンが行われており、全身状態不良の症例が比較的多かったと考えられる。今後、早いレジメンで使用し、有効な症例を増やしていく努力が必要と考えられる。

キーワード

臓器別:大腸・小腸

手法別:分子標的治療

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