演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第52回・2014年・横浜
 

進行再発大腸癌おけるFOLFOX/XELOX±B-mab療法におけるメンテナンス治療の有用性

演題番号 : P90-1

[筆頭演者]
石部 敦士:1 
[共同演者]
大田 貢由:1、鈴木 紳佑:2、諏訪 雄亮:2、渡部 顕:2、渡邉 純:4、渡辺 一輝:5、菅野 伸洋:1、武田 和永:2、秋山 浩利:2、市川 靖史:3、國崎 主税:1、遠藤 格:2

1:横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センター、2:横浜市立大学附属病院消化器腫瘍外科学、3:横浜市立大学附属病院臨床腫瘍科学、4:国家公務員共済組合連合会横須賀共済病院、5:NTT東日本関東病院

 

【背景】進行再発大腸癌おけるFOLFOX/XELOX療法では,オキサリプラチンの副作用である末梢神経障害が患者QOLを低下させるため問題となる.
【目的】FOLFOX/XELOX療法による末梢神経障害発症後のメンテナンス治療の有用性を検討した.
【対象と方法】2008年から2012年、1st lineとしてFOLFOX/XELOX±B-mabの化学療法が施行された進行再発大腸癌59例を対象とした.末梢神経障害の発現,L-OHPの総投与量,TTPについてretrospectiveに検討した.
【結果】男性35例,女性24例.年齢65(40-83)歳であった.治療レジメはFOLFOX±B-mab療法37例(B-mabあり21例), XELOX±B-mab療法22例(B-mabあり14例)であった. LOHPの副作用によるメンテナンス治療移行症例は29例(49.2%)であった.副作用の内訳は末梢神経障害24例(Grade2:2例,Grade3:22例),アレルギー5例(Grade3)であった。L-OHP中止までの平均総投与量はそれぞれ863(253-1760)㎎/m2,707(423-1593)㎎/m2であった. 奏効率は44%(CR 4例,PR 22例)であった.TTPは396日(53-1173)であり,メンテナンス治療群では469日(113-947),メンテナンス治療非施行群では339日(53-1173)であった.メンテナンス治療群でLOHP中止からPDまでの期間は312日(49-1173)であった.6か月以上メンテナンス治療ができたのは29例中15例であり,初回の効果判定PR以上が15例中12例(80%)であった.
【結語】メンテナンス治療群のTTPは良好であった.特に早期奏功例では6か月以上メンテナンス治療が可能であり,重篤な副作用出現前にLOHPを休薬できる可能性ある.

キーワード

臓器別:大腸・小腸

手法別:化学療法

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