演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第52回・2014年・横浜
 

乳癌骨転移のCR症例:自家がんワクチン併用放射線治療後の成功第2例目について

演題番号 : P77-14

[筆頭演者]
倉西 文仁:1 
[共同演者]
小川 敬之:1、小川 喜輝:1、大野 忠夫:2

1:因島医師会病院外科、2:セルメディシン(株)

 

(はじめに)乳癌骨転移の予後は不良であり、放射線治療後でもCRは希少である。我々は、術後リンパ節再発(+)骨転移(+)例に対して「自家がんワクチン(AFTV)+放射線照射」を行いCRとなった2例目を経験したので報告する。
(症例)59才女性、2011年乳癌(T1N1M0)に対して非定型的乳房切除を施行。術後の化学療法は拒否(食道癌にて化学放射線療法の既往あり)、ホルモン治療もSEのために不可能であった。そのため、AFTV接種を行った。2013年腋窩リンパ節再発、骨転移(PET)を認めた。そのためリンパ節廓清、骨転移に対する放射線照射を行った。経過観察(PET)にてCRと判明している。
(考察)骨転移を伴う乳癌に対して、手術、AFTV、放射線照射、化学療法の順に行い6年間CRを維持している第1例を経験している(World J Surg Oncol 2013, 11:127)。本症例も放射線治療に先行してAFTVを使用しており、AFTVによる免疫状態の改善が照射後のCR実現に寄与していると想定される。AFTVはSEも殆どなく、考慮すべき骨転移治療手段と考える。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:免疫療法

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