演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第52回・2014年・横浜
 

前立腺癌におけるホルモン療法と骨折発症リスクの臨床的検討

演題番号 : P71-2

[筆頭演者]
房安 秀生:1 
[共同演者]
上村 博司:2

1:横浜市立みなと赤十字病院、2:横浜市立大学附属病院

 

背景:近年、前立腺癌の増加に伴い、ホルモン療法を治療法として選択する患者が増加している。ホルモン療法は骨粗鬆症や骨転移に関連した骨折リスクを増加させる事が示唆されている。
今回、我々はホルモン療法と骨折の関連について検討した。

対象:2000-2010年の間にGnRHアゴニスト単独もしくはGnRHアゴニストと抗アンドロゲン剤を併用した1108例を対象とし、骨折頻度・ホルモン療法の期間・骨折部位・CRPC患者における発生率・FRAX toolにおけるリスク評価などを検討した。

結果:全患者のうち48例(4.3%)に骨折を認め、骨折時年齢の中央値は77歳・治療開始から骨折までの期間は中央値29.4か月であった。CRPC患者は8例に骨折を認め、7例が脊椎圧迫骨折であった。
FRAX toolにおける10年間の主要骨折発生リスクは約4.6%であった。

考察:諸報告と比較すると、当院におけるホルモン療法施行患者における骨折頻度は低い傾向にあった。
FRAX toolの結果からホルモン治療を受けた多くの患者に骨粗鬆症、骨折予防の介入が必要と考えられる。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:内分泌・ホルモン療法

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