演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第52回・2014年・横浜
 

膵頭部癌術後局所再発症例の検討

演題番号 : P58-4

[筆頭演者]
中川原 寿俊:1 
[共同演者]
北川 裕久:1、牧野 勇:1、宮下 知治:1、田島 秀浩:1、正司 正寿:1、林 泰寛:1、中村 慶史:1、尾山 勝信:1、井口 雅史:1、高村 博之:1、二宮 致:1、伏田 幸夫:1、藤村 隆:1、太田 哲生:1

1:金沢大学大学院医学系研究科がん局所制御学

 

【背景】進行膵頭部癌に対する膵頭十二指腸切除術では,局所の癌遺残が問題となることが多い.教室では,腹側膵領域の膵頭部癌症例に対し,確実に R0手術を行うことを目的に,解剖学に基づいたTotal Mesopancreatoduodenum Excision (第2群リンパ節とそのlymphatic basinであるMesopancreatoduodenumの一括切除を行う,以下TMPDEと略す)を行うことを基本方針としてきた.【目的】腹側膵領域の膵頭部癌術後局所再発症例を検討し,局所再発をきたす要因を明らかにする.【対象と方法】過去8年間に教室で経験した膵頭部癌手術症例65例のうち局所再発をきたした症例を検討した。【結果】腹側膵領域に主座をおく膵癌手術症例は39例であり,このうち7例の局所再発を認めた.7例中R0手術は、4例であった。術前・術後・再発時のCT所見から局所再発を検討すると、上腸間膜動脈周囲や,温存したreplaced right hepatic arteryなどの血管周囲の再発を5例に、膵空腸吻合部から拳上空腸間膜の再発と考えられる症例を3例に認めた(重複あり).【まとめ】腹側膵領域の膵頭部癌手術では、局所再発を防ぐために、en bloc切除を心がけTMPEを施行すべきである.

キーワード

臓器別:膵臓

手法別:手術療法

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