演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第52回・2014年・横浜
 

L-OHP 耐性K-ras変異型大腸癌に対するS-1/CPT-11+BV併用療法 第Ⅱ相試験 中間報告

演題番号 : P48-4

[筆頭演者]
目片 英治:1 
[共同演者]
清水 智治:1、園田 寛道:1、太田 裕之:1、井内 武和:2、西村 彰一:2、板谷 由紀子:3、遠藤 善裕:4、谷 徹:1

1:滋賀医科大学医学部外科学、2:野洲病院、3:滋賀医科大学病院臨床研究開発センター、4:滋賀医科大学臨床看護学科クリティカル

 

切除不能進行大腸癌に対する化学療法は2014年の大腸癌治療ガイドラインにて、3剤の細胞障害性抗腫瘍薬と、3種類4剤の分子標的薬の組み合わせが示されている。KRAS遺伝子が野生型であった場合、抗EGFR抗体が使用可能となるが、変異型の場合、使用が不可能となる。一方、補助化学療法または1次治療でオキサリプラチンが使用されることが多いため、2次治療としてFOLFIRI/BVが推奨され使用されることが多い。当院および関連病院においては、KRAS変異型の2次治療として、ポンプが必要でない内服薬とベースとしたS-1/CPT-11+BV併用療法を臨床試験として症例登録を行っている。今回その中間報告を行う。
結果
登録症例数は・7例、その内訳は男性2例、女性5例であった。
登録時平均年齢60歳(50歳から80歳)。PS0/1/2/3 ( 6/1/0/0 )
現状、平均経過観察期間値は75.9週(55週から86週まで)であった。
効果:7例中、PR2例、SD3例、NE2例、PR症例の奏功期間は6ヶ月と12ヶ月であった。イリノテカンのRDI(Relative Dose Index)は58.3%から100%であった。副作用:G2以上の副作用が全症例に、下痢症状(G2以上)が4例に認められた。
考察
昨今、医師主導型臨床試験は、その結果次第により社会に対する影響が多大であることより、試験を遂行するために信頼されるべき体制作りが必要とされる。本臨床試験は目標症例数40例と小規模では、あるのもの、データの確認を医師のみで行わず、データマネージャとともに行うようにしている。
症例蓄積をすすめていきたい。

キーワード

臓器別:大腸・小腸

手法別:化学療法

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