演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第52回・2014年・横浜
 

石灰化を伴ったGISTの一例

演題番号 : P15-7

[筆頭演者]
矢澤 貴:1 
[共同演者]
門馬 智之:1、中島 隆宏:1、高和 正:1、鈴木 聡:1、中村 泉:1、大木 進司:1、竹之下 誠一:1

1:福島県立医科大学医学部器官制御外科学講座

 

症例は70歳代女性。胃体上部後壁の13mm大の粘膜下腫瘍の精査加療目的に当院消化器内科紹介となった。EUS-FNA施行されたが、細胞量少なくGIST疑いの診断で、同科で8年間フォローされていた。その間、腫瘍の増大傾向は認めなかった。患者本人より腹腔鏡手術での切除希望があり、当科紹介となった。上部消化管内視鏡検査では胃体上部後壁に内腔発育型の15mm大の粘膜下腫瘍を認めた。腹部造影CT検査では、胃体上部後壁に内部に一部石灰化を伴う15mm大の腫瘤を認めた。比較的噴門に近い病変であり、切除は腹腔鏡内視鏡合同手術(LECS)で行った。切除標本は15×12mmの腫瘍であった。免疫組織学的検査ではc-kit(+)、CD34(+)、S-100(-)、Desmin(-)、SMA(-)、caldesmon(+)、MIB-1 index 5%、mitosisは0個/10HPFであり、low lisk GISTの診断であった。術後約10ヶ月現在再発はない。石灰化を伴うGISTは本邦で25例の報告例があり、比較的稀である。GISTの悪性度との関連については不明であるが、若干の文献的考察を加えて報告する。

キーワード

臓器別:GIST(消化管間質腫瘍)

手法別:手術療法

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