演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第52回・2014年・横浜
 

Sunitinib治療にて5年間PR継続できている再発GISTの1例ー有害事象対応を中心にー

演題番号 : P15-5

[筆頭演者]
藤森 芳郎:1 
[共同演者]
篠原 剛:1、山田 博之:1、山岸 喜代文:1

1:JA長野厚生連北信総合病院外科

 

Sunitinib長期内服に伴う種々の有害事象を合併した症例を経験したので報告する。
症例は83歳女性。2004年8月に胃GISTに対して幽門側胃切除術が施行。2006年6月に多発肝転移に対して肝切除術が施行。その後補助化学療法としてImatinib内服が開始されたが、Grade 3の全身皮疹のため中止となった。2007年6月には残肝再発を認めRFAが行われた。その後更に残肝再発および腹膜再発が発見された。残肝再発に対してTACEの追加も行ったが、腹膜病変の増大を認めたため2008年10月よりSunitinib 50 mg/dayが開始された。投与初期にGrad 4 血小板減少、Grade 3 好中球減少を来たしたが、その後容量調節を行い、Sunitinib 37.5 mg/dayを2週間内服、4週間休薬のサイクルで継続を行った。5年間の内服継続にてPRを継続できているが、長期内服によりGrade 2 甲状腺機能低下症、Grade 3 高血圧症、蛋白尿、腎機能低下、心不全等の有害事象が出現し2013年11月には入院完全休薬が必要となった。
Sunitinibを5年間投与した貴重な症例を経験したので報告する。

キーワード

臓器別:GIST(消化管間質腫瘍)

手法別:化学療法

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