演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第52回・2014年・横浜
 

悪性リンパ腫を合併した腎細胞癌の1例

演題番号 : P109-7

[筆頭演者]
井内 裕満:1 
[共同演者]
柿崎 秀宏:5、三浦 洋輔:2、三浦 洋子:2、久保 公三:3、岡田 耕平:4

1:医療法人北晨会恵み野病院泌尿器科、2:医療法人北晨会恵み野病院内科、3:苫小牧市立病院放射線科、4:北海道大学大学院医学研究科血液内科、5:旭川医科大学泌尿器科

 

重複癌症例は増加傾向にあり、腎細胞癌と悪性リンパ腫の重複癌もまれに報告されている。今回、腎腫瘤の検索中、腎細胞癌、腸間膜リンパ節腫大と後腹膜腫瘤を認めたため、腹腔鏡下腎摘術時に組織生検を行い濾胞性リンパ腫と診断された1例を経験したので報告する。症例は61歳男性。主訴は右腎腫瘤。2013年7月22日人間ドックにて右腎腫瘤を指摘され、7月23日当科初診。CTで右腎に4.5cmの造影効果を有する腫瘤と大腰筋腫脹を認めた。大腰筋転移を疑い行ったMRIでは、大腰筋に接した悪性リンパ腫疑いであった。PETCTでは大腰筋腹側(4.5cm)、大動脈腹側(3cm)、腸間膜リンパ節(2cm)に取り込みを認め、右腎細胞癌cT1bN0M0、悪性リンパ腫疑いと診断。2013年8月19日腹腔鏡下右腎摘術および大腰筋に接した腫瘤生検を行った。腎組織は、淡明細胞癌、G1>G2、pT1bで腫瘤は濾胞性リンパ腫であった。腎摘術後経過良好で、その後内科にて濾胞性リンパ腫に対し、R-CHOP療法を開始し治療中である。

キーワード

臓器別:腎・尿路・膀胱

手法別:診断

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