演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第52回・2014年・横浜
 

タキソール、アバスチン療法抵抗性進行再発乳癌に対するXC療法の検討

演題番号 : P103-8

[筆頭演者]
大谷 彰一郎:1 
[共同演者]
吉村 友里:1、梶原 友紀子:1、河内 麻里子:1、河野 美保:2、阪田 安彦:3、高嶌 寛年:4、伊藤 充矢:1、開 浩一:3、檜垣 健二:1

1:広島市立広島市民病院乳腺外科、2:広島市立広島市民病院腫瘍内科、3:広島市立広島市民病院薬剤部、4:庄原赤十字病院外科

 

【背景と目的】進行再発乳癌に対してタキソール(PTX)+アバスチン(AVA)併用療法は奏効率が高く、また無再発生存期間(PFS)もファーストラインで使用すれば約1年間と大変有望なレジメンである。ただし、PTX+AVA療法抵抗性になった症例への次の治療法で確立したものはまだない。継続的な血管新生阻害による治療戦略をコンセプトにMetronomic Chemotherapyによる血管新生阻害を狙ってゼローダ・エンドキサン併用療法(XC療法)を施行したとこと高い奏効率を認めたため報告する。
【対象と方法】
対象は進行再発乳癌でPTX+AVA療法施行するもPDとなり、その後にXC療法を施行した7症例で有効性および安全性を検討した。XC療法の投与方法は2週間内服、1週間休薬とした。
【結果】7症例の平均年齢は61歳でPTX+AVA療法前の化学療法レジメン数は0-3レジメンであった。全奏効率は57%(PR:4例、SD:2例 NE:1例)であった。観察期間が短いためOS,PFSはNEであった。またG2以上の副作用は認めなかった。
【結論】XC療法は経口投与と投与法が簡便で、血液毒性・非血液毒性などの有害事象も認めずQOLが向上した。また従来では治療法のないPTX+AVA療法治療抵抗性症例に対して優れた臨床効果を示すことから、XC療法は PTX+AVA療法治療抵抗性症例に対する有効な治療選択肢になる可能性を示唆できた。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:分子標的治療

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