演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第52回・2014年・横浜
 

胃癌sentinel nodeにおける術中迅速RT-PCR診断の臨床的意義

演題番号 : O44-2

[筆頭演者]
柳田 茂寛:1 
[共同演者]
上之園 芳一:1、平原 徹志:2、大久保 啓史:2、松下 大輔:2、有上 貴明:2、小園 勉:2、原口 尚士:2、萩原 貴彦:2、石神 純也:2、夏越 祥次:2

1:鹿児島大学大学院医歯学総合研究科分子応用外科学、2:鹿児島大学大学院医歯学総合研究科消化器乳腺甲状腺外科

 

【背景】早期胃癌でSentinel Node(SN) 理論は成り立つ事が示されており,SN Navigation Surgery(SNNS)が現実のものになりつつある.リンパ節微小転移の臨床的意義は不明であるが,胃癌SNNSでは微小転移も含めた正確なSN診断が不可欠と考えられる.当施設ではCK19,CEAをマーカーに用いた迅速RT-PCRを用いてSN転移診断を行ってきた.【目的】胃癌切除症例でのSN転移診断でRT-PCRの有用性を①HE染色による最終病理診断を対象に転移検出感度について症例単位、SN単位で検証②術中迅速HE診断を行った症例において,RT-PCRとの転移検出感度について比較検討を症例単位、SN単位で検証.【対象】①cT1-2 N0 胃癌142例(cT1 121例, cT2 21例)における, RI法により同定されたSN 749個.②術中迅速HE診断およびRT-PCR診断を行ったcT1-2N0胃癌67症例 (cT1 60例, cT2 7例), RI法により同定されたSN 182個.【方法】SNを半割後,リンパ節の半分をHE染色診断および術中迅速HE診断,残りの半分をRT-PCRで転移診断. 【結果】①SNに病理学的転移陽性を認めた症例(pN+(sn)) 14例, SN 30個であり,RT-PCR転移検出感度は,症例単位93%,SN単位;83%.②pN+(sn)症例 4症例, SN 6個であり,術中迅速HE診断では4症例中2症例,SN5個中3個,RT-PCRでは全症例で,SN 5個中4個で転移を検出.【結語】術中RT-PCR診断は、術中迅速HE診断と比較して,転移検出感度の改善を認めており,術中における迅速RT-PCR診断の意義は大きいと考える.

キーワード

臓器別:胃・十二指腸

手法別:診断

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