演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

当院における限局性前立腺癌に対するI125密封小線源永久挿入単独療法の治療成績

演題番号 : O49-4

[筆頭演者]
佐藤 陽介:1 
[共同演者]
滑川 剛史:1、高木 公暁:1、大關 孝之:1、小林 将行:1、小丸 淳:1、深沢 賢:1、荒木 仁:2、原 竜介:2、本間 之夫:3、市川 智彦:4、植田 健:1

1:千葉県がんセンター 前立腺センター・泌尿器科、2:千葉県がんセンター放射線治療部、3:東京大学医学部附属病院 泌尿器科、4:千葉大学医学部付属病院 泌尿器科

 

【目的】当院における限局性前立腺癌に対するヨウ素125密封小線源永久挿入単独療法の治療成績、有害事象に関して検討した。【対象と方法】千葉県がんセンターにおいて2004年12月から2010年12月までに限局性前立腺癌に対しヨウ素125密封小線源永久挿入単独療法を施行し、2年以上経過観察できた54例を対象とした。適応はT1~T2aN0M0、Gleason score 6以下、PSA 10 ng/ml以下とし、除外基準はI-PSS 16以上、TUR-Pの既往、前立腺容積 40cc以上、骨盤内外科手術の既往、活動性重複癌、コントロール不良の糖尿病、ステロイド内服中とした。線量計画法はintraoperative pre-planning、線量配置法はmodified peripheral loading法を用いた。【結果】経過観察期間は中央値45.6か月(24.7-99.3)年齢は中央値75歳(53-81)、治療前PSAは中央値4.62ng/ml(2.55-10.8)、前立腺体積は中央値29.7cc(23-39.3)、臨床病期はT1c:31例、T2a:23例、Gleason scoreは5:17例、6:37例、挿入シード数は中央値69個(62-75)、手術時間は中央値144分(79-296)。PSA再発(nadir+2.0 ng/ml)は1例(1.8%)であった。急性期有害事象では尿閉が最多で14例(25.9%)に認められ、晩期有害事象では頻尿が最多で14例(25.9%)に認められた。【結語】当院における低リスク限局性前立腺癌に対するヨウ素125密封小線源永久挿入単独療法は良好な治療成績が得られた。重篤な合併症は認めなかったが、副作用としては下部尿路症状、勃起障害が多かった。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:放射線治療

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