演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

前立腺癌におけるシード治療単独の治療成績

演題番号 : O49-3

[筆頭演者]
大橋 俊夫:1,2 
[共同演者]
萬 篤憲:3、斉藤 史郎:4、門間 哲雄:5、戸矢 和仁:3、西山 徹:4、山下 昌次:2、白石 悠:1、茂松 直之:1

1:慶應義塾大学医学部 放射線治療科、2:国立病院機構埼玉病院 放射線科、3:国立病院機構東京医療センター 放射線科、4:国立病院機構東京医療センター 泌尿器科、5:国立病院機構埼玉病院 泌尿器科

 

【目的】シード治療単独を行った前立腺癌患者の生化学的非再発率(BFFS),疾患特異的生存率(CSS),全生存率(OS)を検討する.【対象と方法】対象は2003年から2009年までにシード治療単独を行った663例.シード治療単独の適応は低リスク群ならびに一部の中間リスク群(PSA<10ng/mL,グリソンスコア3+4かつ生検陽性率<33%).低リスク群488例,中間リスク群175例.BFFSはASTRO定義とPhoenix定義を用いた.【結果】7年BFFSはASTRO定義で96.1%,Phoenix定義で 95.9%.生化学的再発例における再発時期の中央値はASTRO定義で29.5か月,Phoenix定義で43.9か月.7年BFFS(ASTRO定義)は低リスク群:97.6%,中間リスク群:91.8%(p=0.007).Phoenix定義では低リスク群:95.9%,中間リスク群:93.6%(p=0.08).全症例の7年CSS,7年OSはおのおの99.1%,96.4%で,リスク群で差はなかった.BFFSに寄与する因子はASTRO定義ではリスク分類とポストプランD90,Phoenix定義ではポストプランD90のみであった.ポストプランD90が150~180Gy群と180Gy以上の群ではBFFS(Phoenix定義)で差がなかった.【結語】低リスク群ならびに一部の中間リスク群のシード治療単独は良好な成績が得られた.

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:放射線治療

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