演題抄録

一般演題 (示説)

開催概要
開催回
第54回・2016年・横浜
 

pT3b症例の拡大前立腺全摘後生化学的早期再発危険因子

演題番号 : P52-7

[筆頭演者]
岡島 英二郎:1 
[共同演者]
吉川 元清:2、桑田 正臣:2、穴井 智:2、三宅 牧人:2、田中 宣道:2、藤本 清秀:2

1:市立奈良病院・泌尿器科、2:奈良県立医科大学・泌尿器科学教室

 

【背景】我々は高リスク前立腺癌の治療効果改善を目的に拡大前立腺全摘を導入し、pT2では全例RM0、pT3でも80%でRM0が得られるようになったが、RM0でも早期再発する症例がある。【目的】今回超高リスクであるhormone naïveなpT3b 症例について、術後補助療法の適応を知るために、早期生化学的再発:early BCRの危険因子について解析した。【対象】生検で病理学的に確認された前立腺癌に対し術前ホルモン療法をせず拡大前立腺全摘を施行(神経温存無し)。摘出標本によりpT3bで術後補助療法をせずに経過観察した30例。平均観察期間35.8ヶ月(中央値32.0か月)。平均年齢69.0歳、平均PSA 17.9 ng/ml。RM1は7例。9例でリンパ節転移あり。【結果】12例で観察期間中にBCRを認めたが、そのうち7例は半年以内に4例は2年以内に、1例は2年を過ぎてからであった。リンパ節転移やRM1であることやGleasson scoreも危険因子とは考えられなかった。【結語】pT3bに対する拡大前立腺全摘術後早期生化学的再発の予測には新規マーカーの開発が必要と思われた。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:手術療法

前へ戻る