演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

aprepitant,fosaprepitantの制吐効果の検討

演題番号 : P103-6

[筆頭演者]
内山 公男:1 

1:国立病院機構栃木医療センター 歯科口腔外科

 

Methods.頭頸部癌の術前化学療法としてDocetaxel,NedaplatinまたはCisplatin(5日間連日投与),5-Fluorouracil 3剤併用化学療法を実施した20症例を対象とし、初日から3日間aprepitantを経口投与する群(APR群)と初日のみfosaprepitantを静脈内投与する群(FOS群)のいずれかに来院順に割り付けた。NedaplatinもしくはCisplatin投与については封筒法にて無作為に割り付けた。コース開始14日間における悪心・嘔吐の発現頻度について調査し、National Cancer Institute-Common Terminology Criteria for Adverse Event(NCI-CTCAE)v4.0日本語訳JCOG/JSCO版に従ってグレードを評価した。Results.プラチナ製剤連日投与レジメンにおける遅発性悪心頻度は、APR群で60%、FOS群で90%であった。APR群では2日以上継続する悪心の頻度が有意に低く、累積悪心スコアの値も低い傾向にあった。Conclusion.プラチナ製剤連日投与レジメンに対する制吐療法では、fosaprepitant静脈内投与に比べて、aprepitant経口投与がより効果的であることが示唆された。aprepitant経口投与の場合、患者は吐き気止めを飲んでいるという安心感があったことも影響していると推測される。

キーワード

臓器別:頭頸部

手法別:支持療法

前へ戻る