演題抄録

一般演題(口演)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

原発不明がん57例の検討

演題番号 : O2-4

[筆頭演者]
長谷川 依子:1 
[共同演者]
湯川 裕子:1、重松 康之:1、平松 綾子:1、藤澤 孝夫:1、藤本 祐未:1、小山 隆文:1、尾崎 由記範:1、中村 能章:1、長野 雅史:1、深谷 真史:1、柳原 武史:1、成田 健太郎:1、大山 優:1

1:亀田総合病院 腫瘍内科

 

【背景】原発不明がんは、原発巣が同定されない転移性悪性腫瘍と定義されるが、その特徴については明らかでない部分がある。【方法】2004年12月から2013年3月に当院を受診した原発不明がん57例(男性;36例,女性;21例,年齢中央値66歳;43-88歳)について後方視的検討を行い、診断確定や治療開始までの期間や化学療法等の実施の有無等を検討した。【結果】初診から病理学的診断が得られるまでの期間と治療開始までの期間中央値はそれぞれ25日(5~308日),34日(2~268日)であった。原発不明がんとして治療を開始するまでの期間が60日を越えた症例は11例(19%)であり、治療開始が遅延した要因は検体採取に複数回の手技を要したことや、感染症等への対応に時間を要した等であった。全57例の生存期間中央値は304日(12~2762日)であり、組織型と転移巣分布から予後良好とされる群に該当した19例において、治療介入への奏功率は89%、生存期間中央値は、観察期間中央値567日で未達であり、良好な予後が確認された。【結論】原発不明がんの診療においては臓器横断的な介入が不可欠である。当科で経験した症例について若干の文献的考察を加え報告する。

キーワード

臓器別:その他

手法別:診断

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